沖縄日記1

2003-11-16 (日) 沖縄日記その1

■ 沖縄日記
 これから何日か、旅行日記になると思われ...

■ 蠢動編
 予定より遅い起床(08:30)。名古屋駅から名古屋空港までの時間が
読めてないというか、10:50のANA303に間に合うか、運試しにな
るのが、さすが、オレだな。実際の時間をチェックすらしてない。

 旅先での、色々な事象との対峙が旅の醍醐味なんだ!... 遅れて逝
けなきゃ、旅にならんだろうが... という突っ込みが入りそうだ。

■ 前哨編
 しかし、悪運強い... ってか運だけで人生渡っているわたしをなめ
てはいけない。なんとか間に合うわけで、名古屋駅から、40分、
名古屋駅まで20分、なんだ、余裕じゃん。焦っていたために朝飯
が遅れていたけど、気分が一杯で、どうせなら沖縄グルメだぜ!っ
てなもんで、腹をクチくするのも悔しいので、おかゆ程度で済ませ
ておくのだ...←伏線か...

■ 発動編
 飛行機に乗ろうとすると、直前になって搭乗ゲートの変更とかい
きなし言う。なんでも修学旅行のガキがいるので、それと普通の客
がバッティングしない様にずらしているそうだ。最近のガキは贅沢
だよな。

 空港で目をこらしてみると、小牧基地とかの、濃ゆい緑色の飛行
機が見えたりして面白い。定刻よりちょっと遅れて名古屋を立つ。
たぶんA320かな、この機種は ....

■ 鳴動編
 し、しかし、沖縄の天気は悪いらしく、えらく揺れる。つり革..
ではなくて、降りる1時間位前からグラングラン揺れて、その度に、
シートベルト着用ランプとチャイムがピコンピコンとなってくれて、
何度か機長さんの「揺れていますが、機体には影響はありません」
とかいう安心させるつもりのアナウンスが... そのアナウンスが、
逆にスリリング...

■ 遺族編
 乗っている客を見てみる、「○○団××長」とか名札付けてい
るのが結構いる。なんか、遺族団だそうで、故人をネタに沖縄で
遊んでいるそうだ。

 揺れる機体から、雲を掻き分けて海と陸地が見えたが...曇天だ
と、よく写真にある「緑のあざやかなうみぃいい!」ではないの
がちょっとあれだ。

 遺族団と一緒にお亡くなりなんてのは、ちょっとあれだなぁ,,
どうせなら若い子と一緒だといいかな?とか、つまらない想像し
ている内に、無事着陸してしまったわけだ

■ 到着編
 13:45那覇到着。生憎の曇り空。晴れていたら緑に輝く海辺に向
かって降りるという芸当になったのだが、惜しい。さっそく空港で
会社向けのお菓子とクースーを発送。同僚に「お土産たくさんな!」
とか言われているので、アンダギー×1と、ちんすこう×2、クー
スーは7年ものをお土産に、12年をオレに...いきなり9800円の
出費だったわけだね。

■ 新兵器編
 空港から出ると、なんかいろいろと建物があり、その後方に、か
の有名な「ゆいレール」が見える。これに乗りに来たという面もあ
るので、さっそく乗り込む。新品でぴっかぴっかだ。モノレールっ
て子供の時に羽田空港関連で乗って以来だ。那覇空港駅から県庁前
ということで230円。14時10分ころ出発だ。あ、いかん、ま
だ昼飯食ってないよ。朝おかゆ一杯なもんで、空腹だぁね。朝昼が
空港の食堂ってのもやなので、我慢する

■ 放浪編
 県庁前で降りて、いきなり道を間違える。数分歩いていて、なん
か誰もいないぞ、国際通りってにぎやかなんだろ?..しかし、ここ
は沖縄だ、にぎやかといってもこの程度なのかもな?... さらに歩
いていると、いきなし川が流れている。「あれぇ?川、間違ったと
ころ流れているよ」..<-いや、実はいいかげん気付いたんだけどさ。

 戻りつつ、「国際通りってどこですかぁ?」と現地の人らしいの
に聞いてみる。相手は「おまえ、大丈夫かぁ?」という顔をして、
もと来た道を指差してくれるわけでして... とぼとぼと戻る。

■ 初戦編
 歩き疲れて、腹もへっているわけで、なんかショボーンな雰囲気
になりそうだったけど、まずは腹拵え。ううう、メニュー見てもよ
くわかんないですぅ。専門用語を簡単に素人に見せてはいけないで
すぅ。苦瓜炒めと豚耳程度しか知らないっての... くーぷりちーっ
て何?てびちって?ねぇ、すくどーふって食べ物なの?じゅーしー
って飲み物なの食べ物なの?

 ということで、そーきそばという、葬式のそばかな?とか思いつ
つ頼むと、骨付きバラ肉を茹でたモンが乗っている太麺のラーメン
風味で、もっちりとしたのが出て来た。意外といける。

 しょっぱなから大勝利であったぞ。さすが、運だけで渡ってきて、
運だけはあるな>おれ...

■ 移動編
 レンタサイクルの店にいって、ママチャリを四日間貸してくれる
か?という相談をしたら、「どこいくの?」... 「恩納村とかその
先」と返答すると、露骨に嫌な顔... というか、「おまい、沖縄を
なめてんだろ?」と小一時間問いつめたそうな顔になる。「那覇に
いる二日だけでも」ということでやっと借り出しのだが...

 結構高低差があるのね... 那覇市内だけでもヒーコラ言っていた
りするわけです。これが沖縄本島の平野部ということは... という
ことで、明日までは自転車で遊んで、明後日は素直にバスで恩納村
にいくことにしました。

 こ、これは計画の撤退でも敗北でもない!現場判断だ!...

■ 本戦編
 宿に荷物を置いて、自転車でそこらへんを走りまわる... 自転車
を使う人ってすくないみたいですね>沖縄... なんでか?と思って
いたら、こきざみできつい高低差が,,, 自転車降りて押して上ると
いったこともあって、挫折気味...

 気を取り直して、これから夕食...終わったら追記する予定。

# 中身汁って、なんの中身の汁なのだ?もしかして中身という生物が?

■ 情報編

 続いたわけです。飯食って、ほっつき歩いて、酒くらってきますた。



 まずは情報を収集し、被我の勢力差を知った上で、作戦を立案しな
ければいけない。だが、なんとしたことだ、主戦場たる食い物での情
報不足以前の、言葉の問題が... ということで、まずはちょっと高め
そうな定食屋というか観光客向けの「説明してあげるわよん」な店に
強攻巡察をしかけたわけだ。

 ふみ、そういうことか...以下、わかった情報を整理しよう。

   くーぷりちー  昆布の炒め物(豚肉入りの場合があるそうだ)
   てびち     豚足(前足らしい)手だね
   すくどーふ   沖縄豆腐の一種
   じゅーしー   沖縄流(謎?)の混ぜご飯。ボロボロが付くと
           混ぜご飯をおじやにしたものらしい
   中身      豚の内臓らしい

 さらに情報収集した結果、以下の言葉も理解するにいたった。

   スーチカー   豚バラの塩漬け
   しままーす   沖縄産の塩、独特のにがりがある
   とうふよう   発酵した豆腐
   ちらがー    豚の顔の肉

 で、食ったのは、くーぷりちーとじゅーしーで、すーちかーがメイン
ディッシュであった。

■ 酩酊編
 で、自転車でちょっくら遠出(とはいっても地図見ると8キロなんだ
よね)、おいしい地ビールとやらを出す店にいったわけだ。うん、美味
い!自転車で汗を流したからさらに美味いのだろうが、エールも黒ビー
ル(ポーター)も絶妙に美味い。が、問題は肴。いかんなぁ、一品の量
がむちゃくちゃ多い。これでは...ということで、三品頼んで、ビールは
四杯ってところで、許してやろう。

 今日は全勝だったね...←大本営発表




 


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